私がド素人の50歳でも、豆腐の移動販売で食べていけているのは、それなりの理由があります
今回の記事では私が関西の地方都市でも豆腐の移動販売で、それなりに成功している理由を本音で書いていきます
今回の記事の内容は下記の通りです
- 豆腐移動販売の最大のメリットとは?
- 釣銭は これで充分
- エリアを自由に最短で移動できる
- リピータ―の特徴
豆腐移動販売の最大のメリットとは?
私が、50歳の未経験、しかも資金100万で勝負するには「資金繰りに悩むこと」は絶対に避けたい要素でした
その結果、私は「現金商売」を選択するしか無かったのです
事業主が一番、頭を悩ませるのは「資金繰り」です。これは売上が高くとも悩むことになります
それを解決する為には日銭が入ってくる「現金商売」が最適と考えました
今日に於いては「現金」の需要は限りなく少なくなっていますが、私のメインターゲットは
70代の女性
・・・です
この年代は逆に「現金で買い物をするのが当たり前の世代」なんです
「現金商売」は取りっぱぐれが100%ありません
また、仕入れ金額は月末締めの翌月払いにしてもらいましたので資金繰りに悩むことは、開業して以来全くありません
逆に。
これはメインターゲットが70代の女性だからこそ成立しているとも言えます
当初は土日・祝日・夜間も移動販売をしていましたが、このケースでは「現金商売」に異論を唱える御客様が
増えます。
しかしながら、現金以外の決済はアナログ人間の私に、とってはハードルが高かったですし、決済の手数料も
それなりに取られます
メインターゲットを70代の女性に完全に絞り込んだことが下記にも述べる色んなメリットを生んだと言えます
釣銭は これで充分
現金商売で始める時に
「いったい幾らの釣銭を用意すべきか」
・・・との不安がありました
しかしながら下記の釣銭が有れば日販7万くらいまでなら充分に対応できます
(釣銭の内訳)
5000円 4枚
1000円 20枚
500円 20枚
100円 50枚
50円 50枚
10円 50枚
5円 50枚
1円 50枚
このパターンで充分に対応できます
御客様の殆どは1000円札を出される方が多いです。
10000円札を出される方は1日で2~3人くらいです。私は上記のパターンで、一度も釣銭に困り、両替で銀行に走ったことは有りません
エリアを自由に最短で移動できる
豆腐に限らず「移動販売のメリット」は「エリアの移動が出来ること」だと言えます
これが「店舗販売」の場合は不可能ですからね
もし、開店して売上が不振の場合でも移動販売なら「エリアを移動すれば良い」のですが「店舗販売」の場合は
それが出来ませんから致命的になります
この「エリアを自由に移動できる」ことは精神的に凄く大きいです
そして、ココもポイントなのですが
売れるエリアは始めから売れます
御客様はラッパだけで出てきてくれます
これも豆腐移動販売の魅力であると言えますね
私の場合、平日の週5日間のみの稼働ですが当初の2ヶ月間で「エリアを一巡」しました
そして、その2ヶ月間で「売れないエリア」は3ヶ月目からは捨てました
豆腐の移動販売で成功する為には
- 売れるエリアは始めから売れる
- 売れないエリアは素早く捨てる
ことを念頭に置き、無駄のない動きをすることが成功への最短のノウハウとも言えます
リピータ―の特徴
開業して暫くすると
リピーターの特徴
・・・が見えてきました
これは豆腐の移動販売だけかも知れませんが。
リピーターになる御客様は初回に購入される時に
いちいち値段を聞かない
傾向にあります
逆に
これは幾ら?
じゃ、これは幾ら?
・・・と聞かれる御客様はリピーターには、なりにくいです
70代の女性は
お金に余裕があります
お金に余裕が無い人は
1丁250円以上もする豆腐を買いません
まとめ
今回の記事では
- 豆腐移動販売の最大のメリットとは?
- 釣銭は これで充分
- エリアを自由に最短で移動できる
- リピータ―の特徴
・・・を、まとめてみました
私が豆腐の移動販売で開業する!と周りに打ち明けた時に
面白い!やってみたら!
・・・との声は残念ながら皆無でした
やめておけ!
今さら、豆腐屋なんて!
・・・との声ばかりでした
それでも自分なりに考えた結果、時代に逆行する?豆腐の移動販売で私は食べていけてます
今、独立開業を考えている人の中には
ネット志向
・・・の人が多いと聞きます
確かにネットの場合は自宅でも開業できますし、資金的に少ない金額で可能です
しかしながら、そう考えている人は
「あなたの他にも いっぱい居る」と言うことです
逆に私のように、人が殆ど考えない
「豆腐の移動販売」の場合、ライバルは今でも殆ど居ないのが現実なんです
どちらを選ぶのか?は、あなた次第ですが
- 強いライバルが、いっぱい居る業界
- ライバルが殆ど居ない無風の業界
敢えて競争の激しい中に入っていく必要はないと考えますが如何でしょうか?